学校って何だろう―教育の社会学入門
そういう恵まれた立場にあると考えたときに、日本の中学生が学ぶべきことは、もっとたくさんあるのではないでしょうか。自分に何ができるのか。学校という世界をどのように
ああ!これが二十年間憶いつづけていた故郷なのか?(P.79、故郷)
額田王は鏡王の娘といわれ(P.29)
いろいろのものを支配している法則のうちロウソクの話のなかへ出てこないものは一つもありません。(P.13、第一講)
文化大革命の少し前まで、中国知識人は日本から入る「赤旗」を読んで、それで日本全体がわかるように考えていた。(P.361)
子のら(上)の作品。普通の学校課題。いいなぁと思わないほうが、なぜか雑誌に取り上げられる。
「生きていく上には権力機構にもどっぷり身を浸さなきゃならねぇ。これはどこの社会だって同じでござんしょうが」(P.49)
娘のほうではちゃんと親の苦しい懐ろを知っており、カニサラダ一つでわざと満足げな様子をしているのです。(P.17、第二の前がき)
このごろ大学生が、テストのときに、時間終了前に答案を出さなくて困っている。(P.27)
学問内容の進展の歴史ではなく、その学問の成立における社会状況を踏まえた制度史が中心。
トンボがいたら、子供たちよ、追いかけろ。それが子供であり、残された最後の本能というものだ。(P.16)