薬学の歴史

学問内容の進展の歴史ではなく、その学問の成立における社会状況を踏まえた制度史が中心。

ヨーロッパにおける医薬分業とその制度の精緻化の流れがよくわかる本です。案外、医療制度を研究している人に役立ちの本かと。他方、薬理の学問内容の進展を知りたい人には不適です。
とはいえ、今の自分には役にたつ本です。しばし保有かな。