旭岳から黒岳へ

 少々時間が経過してしまいましたが、7月7日の土曜日、北海道の屋根といわれる大雪山系の旭岳から黒岳までを縦走してきました。
ボクにとっては、実に3回目の縦走。
最初はもうかれこれ30年ほども前、小学生だったころ親戚一同10名ほどのパーティで。そして2回目は14年前、 当時勤めていたトマムのリゾートの仲間達と。
いずれも今にして思えば山の経験者がメンバーにいるわけでもなく、少々無謀だったかなと。ただ、 ラッキーだったことに二回ともほとんど雲ひとつないピーカンの天気で、ルートに迷う心配もなく、 これ以上ない好条件だったことが幸いしたのかなと。

 そして今回はウチの社員と東川町のSNSでお知り合いになった上川支庁のYO乃介さんとの3人のパーティで挑戦。 まあ、あまり天候が悪くてルートが確認できないようならムリせず、旭岳の山頂往復にとどめるつもりで計画していましたが、 当日はこれ以上ないドピーカン。縦走に限らず、旭岳には何度も足を運んでいますが、 いざ縦走というときに3度ともこれ以上ない天候に恵まれるとは、よほど日ごろの行いがいいのか???

 というわけで、当日は午前6:00に旭岳ロープウエイに集合。 ボクは家人に車で送ってもらう。YO乃介さんと山麓駅舎で合流し、6:15の第2便で姿見へ。朝日にまぶしい山頂を眺めながら、 いよいよ登山開始。途中、六合目から七合目までかなりの強風に閉口しましたが、それ以外は実にスムーズな登山。そして約2時間、 午前8時すぎには山頂へ。

 久しぶりの旭岳山頂はホントに天気がよく、旭川の町までよく見えます。去年、K'sファクトリーの会社登山に参加して旭岳に来たときは残念ながらガスってしまい、 ふもとの風景はほとんど見えませんでしたから、忠別ダムによって新たに出現した忠別湖の全景も初めて見ることができました。

 30分ほどの長めの休憩の後、黒岳に向けて再度出発。旭岳から中岳に向けてはまず長い雪渓のくだり。 スキーがあればあっという間のくだりも、滑らないように一歩ずつ慎重に。ビニールシートでもあれば、尻滑りで降りても面白いかもなあ。

 旭岳の山頂で少しお話させていただいてから、途中北鎮分岐までの道のりをカムイスキーリンクスの支配人、 前田さんとご一緒させていただき、色々とお話をお聞きした。 今年66歳になるという前田さんはなんと16歳のときに十勝岳から旭岳までを縦走されてから、なんと今年で50年、 大雪山系には通い続けているそう。若い頃、黒岳の雪渓で夏場もスキーの練習を続けたことや、冬山のガイド中に猛吹雪に襲われた話など、 ホントどのお話も興味深く、面白い。縦走に来て、ただで本職ガイドさんのお話をきけるなんて今日の天気といい、なんてついてるんだ!!

 そんなわけで途中少し長めの休憩を入れながら、黒岳の石室に到着したのが13:30頃。ここで遅めの昼食をとって、 YO乃介さんには少々申し訳ない気持ちになりながら、黒岳のバイオトイレで用を足す。
 なんで申し訳ない気持ちかっていうと、実はこのバイオトイレ。下水道設備のないところでは大活躍の旭川が世界に誇る正和電工の製品なのだが、こと黒岳に関しては、 利用者数が多いことと「小用」での利用者があまりに多いということで、肝心の微生物? の住処となるおがくずが予定よりも早く交換しなければならないそうだ。
 ということで、上川支庁の担当であるYO乃介さんには少々申し訳ないなと・・・

 最後、黒岳へののぼりを経て、層雲峡を目指して下山。14年前に来た時も感じたのですが、黒岳のくだりはキツイ! 得にボクのようなデブには、一歩ずつの落差が決められている階段の下りはけっこう応えるのです。それでもなんだかんだとリフトまで下山し、 後は快適、リフトとロープウエイの下り。

 層雲峡温泉の黒岳の湯でまったりして、 バスで旭川駅へ。その後、車で再び旭岳にYO乃介さんの車を回収しに向い、帰宅は午後9時。朝、 5時すきに家を出てから実に16時間の旅路でございました。

 今回の山行ではカムイの前田さん、そして上川支庁のYO乃介さんに大変お世話になりました。ありがとうございます!!

 さて、来週はお盆休み。全部は休めないけれど、家人の休みに合わせてどこか登ろうかな?

▲ロープウエイ山頂駅舎からの旭岳。午前6時30分。

▲十勝岳とトムラウシ山を遠望する。

▲旭岳山頂にて。YO乃介さんと前田さん。YO乃介さんの長靴に注目!

▲旭岳裏の大雪渓。あー、スキーがしたい。スキーなら気持ちいいよ!

▲お鉢平の雄大な眺め。いつ来てもすごい光景だなあ。ホント、自分のちっぽけさがよくわかります。

▲黒岳石室に併設されているバイオトイレ。協力金200円を支払って、使用後はチャリのペダルをコギコギしよう。

▲ 黒岳のぼくらメタボ登山者にはつらーい階段の下り。

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