新十津川MEGA盛ナイト

 23日土曜日は中小企業同友会旭川支部の青年経営者交流会。「疲弊する地域社会」 なんてよく聞くフレーズをなんとかして打破したい。まずは危機感を共有し、持続可能な地域社会作りのために、 未来を共有すべき青年経営者の連携を深めよう!そんな趣旨で始まった支部行事も、一昨年の冬から開催して今回で4回目の開催です。

 全道的に吹き荒れた吹雪にも負けず、今回は空知中央地区会の設営担当(あらぐさ会、富良野わかば会とともに)によって、 新十津川町での開催となりました。
滝川・砂川・赤平などの地元会員にオブザーバー、さらには旭川、富良野からの青年部会員と支部役員を含めて35名の出席。

 ありがたくも北海道中小企業家同友会の守代表理事(株式会社ダテハキ 代表取締役社長)に実践報告を頂き、 6つのグループに分かれてのグループ討論。守代表理事の言葉に何を学び、今、我々は何をなすべきなのか? それぞれのグループでアツク議論されたようだが、ボク自身は、 今こそ私たち中小企業者の手で地域そのものの付加価値を高める必要があるように考えている。

 つまり、企業として利益を生み、雇用をつくり、税金を納めるといった当たり前の活動に加えて、 事業そのもののスタンスの中に目指すべき地域社会像を明確にし、それに沿った経営をする。私たちが事業活動に専念し、 企業として売上を伸ばした結果、消費者にとってすみよい地域が実現すると言う仕組みづくりが必要なのだ。

 その点、わが社の企業命題はずばり「地域情報化の促進」簡単に言えば、ホームページの制作、運営を手伝わせていただくことで、 その企業の売上、利益、雇用に貢献する。インターネットを活用して、地場の企業、産業の業績に貢献できるなら、それはとりもなおさず、 その企業が活躍する地域の付加価値を高めるということにつながるのだ。

  一方で私たちはそうした地域に根ざした中小企業が生み出す製品やサービス、 商品を消費することで生活しているわけだから、サービスを提供する側の企業が元気になれば、地域そのものの生活利便性を向上させ、 そこに暮らす人たちも元気になる。

 地域社会においてはそこに暮らす人とサービスや商品を提供する企業のスタッフとは表裏一体の存在であるはずだから、地産地消を進め、 地域の活性化と環境とのバランスを考慮した経営は、企業とそこに暮らす人々の双方の活性化に必ず結びついて行くのだ。

 今回、設営を担当した空知中央地区会は今をときめく、「株式会社植松電機」 の植松勉専務の地元地区会である。交流会の〆のご発声をいただいた植松専務のお話は、ホントに重かった。そこには自分たちがやらねばという、 自身の覚悟がみなぎっていました。理念を持ったカリスマ的リーダーっていうのはああいう人を言うのでしょう。 そうしたリーダーと理念を共有することできっと赤平というマチ、空知中央という地域は劇的に変わる。中小企業者こそがが変えるのです。

 ボクも負けてはいられない。ホントに自らの企業に足りないもの、ボク自身に著しく不足している事に改めて思いを寄せながら、 強く強く負けたくないと思った。嵐の新十津川の夜に集いし、MEGA盛な仲間たちよ。もっともっと、お互いを高めながら、 地域での豊かな暮らし(物質的にも精神的にもね)のために一緒にがんばろう!!

 炊き込みご飯と中華あんかけを3層構造に重ねたMEGA盛丼だ!!それにしてもこのあごはないな・・・ 反省。

僕の写っている写真は二枚とも日新運輸の森専務のご提供です。(って、 SNSに乗せてもらったのを勝手に使用しました。すいません。)

 

 

 

 

 

 

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