facebook



昨日、もうそろそろ公開が終わっちゃうかなと思い、ようやくfacebookの創業者マーク・ザッカーバーグの創業物語、映画「ソーシャルネットワーク」を見た。単純にソーシャルメディアに触れていない人にも楽しめるような演出もされていたから、娯楽作品としても充分に面白いと思う。だが、この映画は、やっぱりソーシャルメディアに触れたことのない人は、この映画の中で起きていること、つまりfacebookという会社が現実社会において、どんな影響力をもつに至ったかは理解することはできないだろうな、とも思ってしまったわけで。

逆に言えば、公開後、ひと月が経過しているとはいえ、日曜日に一回だけの上映スケジュール、さらに、会場もパラパラの入客状況。そんな状況から見ても旭川というまちが、いかにインターネットで現実におきていることに疎く、そして、ネットが現実に世の中を大きく変えていることに、気が付いていない(気がつかないふりをしてる?あえて、目を背けている?)のかを象徴的に示しているように思えた。

そして昨日の夜、中東情勢を伝えるNHKでは、facebookがいかに各国の反政府運動に絡んでいたかを紹介していた。映画同様、ここでもfacebook、ソーシャルメディアに触れたことがない人達は、きっと、その本当の動きを理解することはできないだろうなと思う。

別に中東の市民だけが特別なツールを与えられているわけじゃない。私たちもまったく同じツールを使うことができる。使い方によっては数千人、数万人の人を集合させ、大きな力を示すこともできる。それをどう使うかは結局のところ、私たち次第だ。

私たちは本当に今の暮らしに満足しているのか?選挙じゃなにも変わらない、政治や役所は信用出来ないというなら、自分たち自身、共感と連帯を有むソーシャルメディアを今は自由に使うことができるのだ。
モノが売れない、商売がうまくいかないという前に、ソーシャルメディアを活用して、集客や販売を伸ばしている企業だってある。

世界を大きく変えるこのソーシャルメディアの力をどうしたら自分たちの地域の力とすることができるのか?私たちの会社はまさにここをミッションとしているはずだ。私たちの仕事が地域の力になれるように、スピード感をもって取り組んで行きたい。

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