春のスキー場にて

 あさひ素材、鷹野さんに「ブログも月一本の男になっちゃうぞ」と言われながら、 2月の雪の中でもてなし隊のトライアルツアーが終わったあたりで気が抜けちゃってすっかり、ごぶさたになってしまいました。
 なんだかんだとしている内に季節はスッカリ春の兆し。写真は下のスキー場の写真とほぼ同じ位置から撮影しているものですが、 先日の春分の日の写真。午後から会社に出る用事があったので、午前中に犬たちの散歩ということで、スキー場に行って遊んできましたよ。
 東川町のキャンモアスキー場は営業終了が早く、この時期すでにスキー場はクローズ。そこで、 下からえっちらおっちら誰もいないスキー場を下から登って、山頂付近を存分に走り回ってきました。
 写真で見るとおり、まだまだスキーの滑走にもゼンゼン支障がないほどの積雪はあるのですが、ここのスキー場は隣にゴルフ場も併設しており、 ゴルフ場の営業準備にスタッフがまわったりとか、きっとリフト運行とか、ゲレンデ整備とかのアルバイトさんも農家の方が多いので、 そろそろ農作業の準備で人も集まらないということなのでしょう。

 

 西武グループが運営していた道内スキー場のうち、津別スキー場と深川スキー場、 そして真駒内スキー場の今シーズン限りでの閉鎖が決まりました。津別と深川に関しては地元の自治体にスキー場自体を無償で譲渡し、 地元が営業を継続するかどうかの判断にかかっていたようですが、いずれも集客が見込めないということで、自治体が取得を断念。 今シーズン限りでの閉鎖ということになってしまったようです。
 今後、西武はスキー場の閉鎖のあと、植林などによって原状回復を行う義務を負うこととなります。 国有林を借り受けて営業をしているスキー場は仮に経営状態が思わしくなかったとしても、スキー場の営業を一時的に休止することはあっても、 いわゆる閉鎖することはないと言われていました。
 閉鎖ということになると、伐採によってつくられたコースを元の状態に戻した上で国に返さなくてはならず、 その原状回復に必要な資金のめどがたたないためです。今回は西武グループということでなんとかその資金の手当てもつくのかもしれませんが、 いったいいくらかかることになるのでしょうか?
 かつてスキービジネスの世界にわずかなりとも身をおいた人間として、しっかり行く末を見守りたいと考えています。

 

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