愛山溪から沼の平へ

 8月も終わりの日曜日、友人でデザイン事務所を経営する日月社の山本君と山歩きしてきました。 愛山溪温泉から沼の平湿原を回り、松仙園から愛山溪に戻るコース。ホントは北鎮岳かせめて愛別岳まで登りたかったのだけど、 出発する時間も遅かったので、沼めぐりをしてハイキング程度で帰ってこようという計画。

 愛山溪からの登りのとっつきが少々斜度もあり、キツかったのですが、ある程度高度を稼いでしまえば、 あとはほぼ平坦な大地を木道に沿って快適な湿原ウオーク。旭岳側に比べると人も少なく、まさに大自然を満喫です。 帰りも同じコースを歩くのはつまらないから、「夏山ガイド」に記されていた松仙園を回るコースで帰ることにしたのですが、これが判断ミス!

 この方のブログにも書かれていますが、 「夏山ガイド」発行時の10年前はまだ明瞭だっただろう登山道も、ほとんどが藪こぎのもはや廃道状態といってもいいほど荒廃。 おまけに湿原にでると木道などが整備されているわけもなく、ホントにここ歩いていいのかよって思いながら、 おそらく貴重な湿原の植生を破壊しつつ、移動。その移動だって、わずかな踏み跡をたどりながらだから、ホント、心細いったら!!
 なんとか無事に下山してきましたが、登山にはきちんとした下準備が必要だと改めて思い知った次第。秋の紅葉シーズンまであと少し。 皆さんも山に入るときは気をつけて!

登り始めは少々斜度のある林道。足元はところどころぬかるんでいてあまりよくはない。

湿原付近まで登れば、沼の平方面は木道も整備され、快適な湿原ウオークが楽しめます。

帰りのルートに松仙園を選んだのは失敗!!写真のような猛烈なブッシュこぎが続きます。あー、つかれたぁー!!

 

 

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スッカリ秋