かけがけのない時間を。
PHOTO 浜本道夫(南35期304)
7月19日、札幌の天気予報は曇り時々雨。三連休の最終日となったこの日、2010年の六華同窓会特別事業「RikkaForestコンサートinモエレ」が行われた。この日のために、実行委員会の企画部のスタッフが中心となり、午後1時からの「森を遊ぶ」体験コーナー、午後4時30分からの「森を聴く」無料コンサートの準備を進めて来た。ボクはそれこそ本番も直前になって、仕事や別の関わりで十分にお手伝いをすることが出来ず、なんだか後ろめたい気持ちを感じながらも、当日、会場設営、薪割りコーナーの担当とお手伝いをさせていただくことができた。
高校同窓会の幹事期として25年ぶりに集まった仲間達で創り上げたイベント。イベント会社に頼むでもなく、企画から運営まですべてが手造り。ボクらの思いだけで、それぞれのスペシャリティを活かし、足りない部分を補いながら実施したイベントは本当にたくさんの子供たち、お客様に喜んでいただくことができ、結果、大成功だったと言ってもいいと思う。
決して真面目に高校時代を過ごしたわけでもなく、どっかピントのずれた高校生活を送ってきた自分だったが、今、素晴らしい仲間たちと同じ時間を共有できたことに本当に感謝している。「仕事」ではない、同窓生、同期生という、あの時代をともに過ごした連帯感だけで、今またこうして素晴らしい体験をさせていただくことができた。
10月の同窓会の総会・懇親会という大舞台に向けて、まだまだやらねばならないことも目白押しだが(特にボクの受け持つ広報・編集部の仕事はこれからが本番だ!)この二度とないかけがえのない時間に悔いの無いよう、精一杯、今の自分を酷使してやりたい。
同期のみなさま、今後ともどうぞよろしく。