がんばれ!新人諸君

 あっという間に一ヶ月が過ぎました。4月の後半、足踏み状態でなかなか暖かくなりませんでしたが、 この連休はどうやら春らしい季節を満喫できそうです。この春、デビューした新社会人のみなさんもそろそろ「仕事」 を中心とした生活リズムをつかみかけたころでしょうか?毎日が緊張の連続で疲れもたまっている頃かもしれませんね。 この連休はできるだけゆっくり過ごして疲れを癒し、気持ちの余裕を取り戻してもらいたいもの。新緑の季節、 ゆっくり野山を散歩しながら気分をすっきりさせましょう!

 なかには希望する会社に入れたはずなのに「こんなはずじゃなかった!」って思いを募らせている新人さんもきっといることでしょうね。 ボクもトマムリゾートに就職をした新人の頃、(二浪一留の25歳だったので、 高卒新人と比較するとフレッシュ感ゼロのおっさん新入社員でしたが・・・) 新入社員研修を終えて配属された先は希望のスポーツ事業部ではなく、総務人事部。学生の頃、 続けてきたスキーリゾートでのアルバイト経験を活かし、 スキー場をはじめとするリゾート施設のアクティビティのプロデュースやイベント運営がやりたくて入った会社なのに、なんでおれが 「山口六平太」じゃあるまいし、 総務なんだ!って、随分クサッタものです。
 ただ、根がポジティブ思考(楽観的??)なもんですぐに考え方をあらため、総務はどうか知らんが、 人事で社員教育を担当するってのは面白いなって思い直し、自分がやりたかったリゾートとしてのサービスを間接的ではあるけれど、 スタッフの研修を通じて実現できるなら、それもありかと。まあ、実際は毎月毎月、 当時1000人以上いたスタッフの給与計算に追われるカンペキ事務屋になるわけですが・・・

 自分が仕事をするのは何のためだろう。自分が担当した仕事って、その先にどんな人たちの手でどんな風にお客様の手に渡り、 世の中に出て行くのだろう。どんな仕事だって、その仕事の結果、必ずその先で何らかの形となり、人の幸せだったり、時には怒りだったり、 はたまた涙だったり人間の生活に影響を与えます。どうせなら、自分の仕事が人の満足感や幸せな気持ちにつながったほうがいいにきまってるし、 だれも人の怒りを買うために仕事をしているわけじゃあない。どんな会社だって、自分たちの仕事の成果を通じて社会につながっているし、 社会に必要とされる商品やサービスを提供しているからこそ、その仕事は成立する。

 「こんははずじゃなかった。」「おれがやりたかったことは、こんなことじゃない。」 そう思ってせっかく入った会社を辞めてしまうのは簡単なこと。その前に、「こんなはずじゃなかった」あなたの仕事が、 会社を通じてどうお客様の手に渡っているのかを考えてみてください。 その仕事のつまらないかもしれないど誰かがやらなくてはいけない大事な部分をあなたが担当しているのだとするならば、 その仕事をカンペキにやり遂げることにあなたは誇りを感じることはできませんか?

 人はそうした私たちの地道な仕事の成果に囲まれて毎日暮らしています。人の生活に潤いと満足と、笑いや感動の涙をもたらすもの。 すべてはだれかの仕事の成果です。 お客様の満足とそうした満足の積み重ねによるシアワセにみちた社会は私たちの仕事によって生み出されているのです。 けっして大げさな話なんかじゃなく、全ては小さな仕事の積み重ねの成果なのです。 シアワセにみちたステキな社会を作り出すために新人の皆さん、一緒にがんばりましょうね!

 写真は中小企業家同友会の合同入社式。ウチの新人ちゃんはでっかいのに挟まれて随分ちっちゃく見えますが、 笑顔と元気は絶品でっせ??

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