第七期を終えて

 本日で第7期事業年度を終了。
 振り返ってみると本当にいろいろと反省すべきことの多い一年であったように思います。最大の反省点は、何よりも会社としてなにをするの? 何をすればいいの?ってごく当たり前のことを一時的に見失ってしまったこと。ただ毎日やらなければいけないことはあるから、 それらをこなすだけで「シゴト」をこなしているかのような勘違いに浸ってしまった。つまりそういうことなのでしょう。

もちろん、「地域の情報化に貢献し、この場所で暮らし続けるための新しい付加価値創造」という企業理念にぶれはないし、 そのことをきちんと社員全員で共有し、あるべき地域社会への共通のイメージを持ってはいます。しかしながら、 どう実現するのかという具体的手法についての試行錯誤がいよいよ混乱し迷走。結果、前向きな事業活動そのものを停滞させてしまいました。
 人事の問題を含め大きくカジをきらざるを得なかった事情はあるものの、それもこれもボクが的確に方向性を示し、今、 何をすべきか指示できていたなら、後半、こんなにも数字を落とす結果にはならなかったし、 来期に向けて準備を進めている新事業ももっと早く立ち上げることが出来たかもしれません。
 ボク自身の経営者としての未熟さ、そして企業としての組織の未熟さ。未熟さゆえにイレギュラーな事態に、基本的なPDSCをしっかり、 地道に継続する大原則を忘れてしまいました。いえ、 忘れたというよりはそうした当たり前の習慣がわが社にはそもそもなかったということなのでしょう。計画しても、 どうやるのかアクションプランがない。行動してもチェックがない。あわてていろんな策を講じるがどれも場当たり。
 まる7年を経験した経営者がいまさら反省すべきことではないのかもしれませんが、この結果を前にまずは真摯に出来なかったことを受入れ、 反省しなくてはなりません。そして、その反省をスタッフ全員で共有し、今一度、しっかりと基本を確認するところから出直しです。
 8期目は当面の目標である10期での長期ビジョンの実現に向けた非常に重要な年。明日の朝はまずは今期の反省を真摯に受け止め、 今一度ボクたちが目指すべきものを再確認するところからはじめよう。そして、「なんとしてもやり遂げる。」そういう強い意志を今一度、 全員で確認するところからスタートです。
 自分たち自身のためにも、ここまでジッとガマンして、やりたいことをやらせていただいている株主さんたちのためにも、さらには、 家族や友達、この場所で暮らし続けるすべての皆さんのシアワセのためにも、ボクらには、やらなきゃならないことがあるのです!!!
 スタッフの皆さん、来期こそ、飛躍の年にしましょうね!!よろしくお願いします。<(_ _)>

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