JALフィロソフィ

今日は大雪経営塾のオープンセミナーで、JAL旭川支店長、小泉宏氏のお話をお伺いさせて頂きました。JALの経営破綻がニュースで伝えられたのが約二年前の2010年1月19日。それから、本当につらいご経験をされ、今回、そのご経験と生まれ変わろうとしている新しいJALについてのお話をお聞かせいただいたのです。

その中で最も興味深かったのは「JALフィロソフィ」について。稲盛会長の経営哲学と理念に基づき、航空会社としてのJAL固有の要素を盛り込み、JAL職員が策定した経営再建の中心に据えられている新しいJALの指針です。

JALという巨大な企業の再建もやはり、中心になるのはまさに「経営指針」 私たちが普段、取り組んでいる会社作りとなんら変わるところがありません。指針を全社員で共有し、フィロソフィが指し示す方向へ全社員の考え方を揃え、その考え方のもとにあらゆる判断を下す。このフィロソフィを企業の貴重な財産として守っていくと同時に、個々人の人生の指針として活用しなくてはならない。

稲盛さんがおっしゃるこの「フィロソフィ」の実践こそが企業を社会に有益な存在として活かし、そこで働く人の豊かな人生の基となり、そしてJALという巨大企業がこの二年弱の間に大きく変わる源となったのでしょう。

先日のDOYU交流会での山本社長のお話、そして、同友会の支部例会、さらに今日、といよいよ経営指針を社員ともっともっと共有し、語り合う必要性を痛感している今日この頃であります。明日からとりあえず、明日から朝礼の時のボクのスピーチのスタイルを少し変えてみよう。うん。そうしよう。

そうそう。

今日、大雪経営塾に新しい仲間が二人誕生。今日のオープン例会に初めて参加していただいた湯徳さんと以前からお誘いしていたお城の鯉寿しの篠永常務。ご入会ありがとうございます。湯徳さんは札幌のアイリンクランチ部セミナーにご参加いただいてからのご縁であります。次回例会は年があけて2月。読書例会からのスタートです。次回報告者は北のまち新聞社の那須記者。課題本は下記の通りであります。大雪経営塾も少しずつですが、塾生が増えて、ただいま、14名。次はあなたのご入会をお待ちしております!

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