トマムでの日々
プロフィールにも書いているけれど、ボクの社会人のスタートはバブル崩壊直後のトマムリゾートだった。昨日、 そのころのボクの直属の上司T氏が出張で旭川に来ており、たしかもう5年ぶりだったと思うが、一緒にゴハンを食べた。
新入社員として入社したとき、ボクの配属希望はスポーツ事業部というトマムのスキー場、ゴルフ場の運営を行うセクション。学生のころ、 長野県の総合リゾートでスキースクールでアルバイトをしていたこともあって、施設全体のサービスのプロデュース、運営、 マネジメントをやりたかった。しかしながら、約一月の研修期間を終えて配属された先は総務部。配属されてしばらくは相当クサッタし、 やる気もモチベーションもなかったのをよーく覚えています。
そのときの上司がボクが配属されたときに宿泊部から異動して主任となったT氏。
バブル崩壊直後のリゾートはこれからどんどん迷走状態に入っていくのだが、
そんな中ボクにサラリーマンとしてのイロハを教えてくれたのが彼だった。
そのあと彼はリストラを余儀なくされていくリゾートにおいてめきめきと力をつけていき、一時は総支配人すら、
彼なくては何もできないというほどの力をつけていくのだが、ある日突然、寒いところは飽きた??といって長崎のハウステンボスに転職する。
まあ、当時はとんでもねーオヤジだと思ったりもしたんですが、今となってはすべてが良い思い出だったりして。
昨日もおいしいお酒をいただきました。
その後、彼の真似をしたボクはリゾートの中で変な力を持つに至るのですが、スッカリ、勘違いして・・・ 最後はホントにいろんな人に迷惑をかけてしまいました。ホントに反省です。
あの頃と今とやっている仕事はまったく違うけれど、でもベースにあるものは変わっていない。今思うと、 希望する配属先につけなかったことで、自分自身が何のために、わざわざトマムまで来て仕事をすることになったのか、 じっくり考える時間ができたことが良かったのかもしれないな。