旭川ラーメンの衝撃

チャンピオン天金の大盛しょうゆと小ライスだよ。

今日のお昼は天金四条の大盛醤油に小ライス(サービス)で840円なり。はい。もちろん。うまかったですよ。なんてたって、 アイリンクラーメン評議会(会員数二人)では「チャンピオン」と呼ばれてますからwww そりゃもう安定した実力を見せてくれるわけです。

旭川ラーメンとの出会いは衝撃的だった。99年に旭川に来て、しばらくは積極的にラーメンを食べようとは思わなかった。 札幌出身のボクとしては、ガキの頃そりゃうまいと思っていたし自慢だった札幌ラーメンが、 大人になって実はたいしたうまいもんじゃないって気がついた時から、なんか「ラーメン」に対する熱が確実に下がった。


食べるなら「ラーメン」じゃなくて中華料理屋か、東京の屋台の中華そば。たまに札幌に帰っても昔のように飲んで「ラーメン」 で締めるなんてことはほとんどなくなっていた。高校生の頃、何杯も食べた福来軒のラーメンもボクにとってはすでに輝きが失ってしまっていた。 あんなに威風堂々とそびえ立っていた割り箸タワーも、まったくもって迫力を失っていた。

ボクの自慢だった札幌ラーメンですらそんな「ていたらく」なんだから、たかが旭川風情のラーメンがうまいわけはないぢゃないか。 なんの根拠もない思い込みで、シムカップにいた頃も、旭川に来てからも積極的に「旭川ラーメン」を食べようなんて思ったこともなかった。 ボクの中のラーメン暗黒時代である。

旭川に来たばかりの夏、今思い出してもアツイ夏だったが、当時勤めていた会計事務所で関与先に訪問した後、昼ごはんに何を食べようと思ったとき、当時まだふらりーと(57小路)にあった「天金」にふらりと入った。今、 思い出すとあのアツイ夏の日がボクの旭川ラーメンデビューの日だ。たしか旭川は醤油がうまいんだよなと思いながら、醤油を注文。 ひとくちスープを口にし、麺をすすった瞬間、ボクの中でなにかがはじけた。確実に。

それから、はい。食ったね。いや、今でも食い続けてますが、すがわら、糸末(今はもうない・・・残念だ。)みづのに蜂屋。 (旭川駅の地下がお気に入りだったけど、今はない)東旭川の宝来に永山はあさの。チョット足を伸ばして美瑛は麦の丘と和寒の大勝。あああ、 ラーメン食いたくなってきたなあ。もう。あ、そうだ。忘れちゃいけない尊敬する畠中師匠の「あさめし前田本舗」 の太麺しょうゆと塩納豆つけ麺。&レバノンwww ふるきのみそに三平の三平みそもよい。

本当に反省してます。札幌ラーメンと旭川ラーメンを同程度に見ていた自分を本当に恥ずかしく思います。ごめんなさい。もちろん、 札幌にだって今でも輝きをはなつうまいラーメン屋はあるし、ボクの知らない新しいうまい店もあることでしょう。 しかしボクの知る限りにおいてはそれぞれのお店のレベルは、絶対、旭川のが上です。まあ、あくまで私見ですから、 文句言われたところで訂正するつもりも謝るつもりもありませんが、それだけ、自分の中では衝撃的だったということで。

あと、これもボクの勝手な憶測ですが、いわゆる「痛風」に悩まされている中年男子の割合も確実に旭川の方が上のような気がしています。 これも、旭川ラーメンがうまいが故の・・・ってことにはならんかな・・・ やっぱり。

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