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情報社会学フォーラム「情報社会の進展と地域の未来」のご案内

この度、多摩大学情報社会学研究所との共催により下記フォーラムを開催させていただくこととなりました。道北、旭川市においてはもちろんですが、北海道ではなかなか聞くことのできないお話を伺うことのできる貴重な企画かと思います。ICTがもたらす地域社会の変化をぜひ前向きに捉え、積極的にICTを活用した地域作りに取り組む機会としていただければと考えます。たくさんの皆さまのご参加をおまちしております。

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情報社会学フォーラム
         「情報社会の進展と地域の未来」

主催:多摩大学情報社会学研究所
共催:株式会社アイリンク
後援:旭川市(申請中)、株式会社ソーシャルキャピタルインテグレーション
日時:2014年7月19日(土)14:00~18:00
場所:旭川市障害者福祉センターおぴった2F会議室1
   (旭川市宮前通東4155番地30)
定員:50名


■基調講演「情報社会の新楽観主義~ものづくりとICTの融合が生む未来~」

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 ICTが浸透し人々のライフスタイルや社会システムが大きく変わりつつあります。しかしながら、社会の情報化につれて、3Dプリンタによる銃の製造やSNSによる犯罪などさまざまな社会問題ばかりがクローズアップされています。はたして、こうしたメディア報道が示すように今後の情報社会は暗い未来が待っているのでしょうか。
 本講演では情報社会研究における第一人者である演者より、実際の社会動向を踏まえ、新しい社会の情報化が国際社会や地域社会に与えるポジティブなインパクトを紹介いただきます。

講師
公文俊平(多摩大学情報社会学研究所所長)


■パネルディスカッション「情報社会学が指し示す新しい社会システム」

 情報社会になるにつれ過去の産業社会とはまったく異なる局面が、政治や経済、学術研究、はたまたホビーやライフスタイル全般の変化が産まれてきています。それは首都圏のみならず、地域・地方を巻き込みながら進展しています。
 本パネルディスカッションでは、安全保障、情報倫理、学術研究と情報社会の関係を研究する気鋭の研究者に現状と今後を議論していただきます。

パネリスト
山内康英(多摩大学情報社会学研究所所長代理)
小松 正 (小松研究事務所代表、多摩大学情報社会学研究所客員研究員)
田代光輝(多摩大学情報社会学研究所客員准教授)

コメンテーター
公文俊平(多摩大学情報社会学研究所所長)

進行
舟橋正浩(株式会社アイリンク シニアマネージャー)


■講師・パネリスト略歴

○基調講演講師・コメンテーター

・公文俊平
1935年高知県生まれ。多摩大学情報社会学研究所所長。研究対象は、近代社会、とりわけ情報社会の進化過程。西欧中心の近代化だけでなく、グローバルな「広義の近代化」過程、その中での日本の位置づけにも関心がある。著書は『情報文明論』、『情報社会学序説』、『情報社会のいま』など多数。

○パネリスト

・山内康英
1957年生まれ。多摩大学情報社会学研究所所長代理。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了後、世界平和研究所、国際大学GLOCOMを経て現職。現在はネット社会での安全保障問題やサイバーテロリズム、ネットワーク・セキュリティー問題などを研究。多くの著書や論文を発表している。

・小松 正
1967年北海道生まれ。小松研究事務所代表。独立系研究者。博士(農学)。専門は生態学・進化生物学・データマイニング。独立後は研究機関に所属しない研究者として注目を浴びる。各種研究機関と個人契約を結んで研究プロジェクトに参加。先端的なデータ解析手法を活用した学際研究を得意とする。

・田代光輝
1973年静岡県生まれ。主な研究分野は情報社会学・べき法則・地域情報化・ネットトラブル防止など。2013年参議院選挙以降、ネット選挙のアドバイザーを務める。2011年からは復興支援業務として宮城県亘理郡山元町において流出写真の返却作業や、仮設住宅集会所や公民館などでパソコン教室を開催している。


■お申し込み・お問い合わせ

情報社会学フォーラム事務局
株式会社アイリンク内(info@ailink-web.co.jp)
担当:舟橋、北口

※こちらのイベントはPeatixからもお申込みいただけます。

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