2月「SDGs de 地方創生」カードゲームワークショップ開催レポート
2月は16日に札幌、21日に東川にて「SDGs de 地方創生」カードゲームワークショップを開催しました。ホントは今日、帯広遠征しようと思っていたのですが、申込み人数が最少催行人数に達せず、残念ながら、4月12日の日曜日に延期することとしました。新型コロナウイルスの影響など、心配もあったのでまあやむを得まいということで。次回はしっかり参加者を集めて開催したいと思います。
札幌は4回目の開催ですが7名の参加、東川では11名の参加を頂きました。ご参加いただいた皆さまには本当に感謝です。ありがとうございます。札幌も東川もカードゲームの結果は良好。まちの持続可能性も、参加者個々のゴールも多くの皆さんが達成。ホント、「この通り」にいけば2030年、まだまだ私たちの地域の未来は明るい!!ですね。
参加者からよく聞かれる感想として「ゲームだからねえ」って言葉があります。「現実はそんな簡単にものごとすすまないっしょ!」って。たしかに現実にプロジェクトを進行するために、人脈をつくり、資金を集め、って並大抵の苦労じゃありません。それはよくわかっている。でも!!でもですよ・・・まずは近いところからコミュニケーションとって、共感が生まれたところに、新たに人を巻き込んで〜って、そこからスタートするわけですよ。
「このまちで長く幸せに暮らし続けたい!」まあ、中には「こんなまち一刻も早く出てってやる!」てな人もいるかもですが、このまちで暮らす多くの人の思いはおそらく一緒。だったらまずは「対話」から始まって、そこから「協働」が生まれて、ものごとが動きだす。ゲームは現実世界にあるいろいろ複雑なプロセスが簡略化されているけれど、ベーシックなスキームはゲームと一緒!!なんです。
つまり、「この通り」に行くか行かないかは自らがゲーム同様、自らが動くかどうか、それに呼応して動く人がどれだけいるかどうかってことですよね。ゲームを通じて実感していただけたかと思う、現実世界でも今すぐ始められそうな様々なプロジェクト。地域や社会の課題を解決したり、ニーズを満たすプロジェクトのひとつひとつはSDGsの17のゴールのどれかにつながっていきます。日常の何気ない自身の行動が持続可能なゴールにつながっているんです。
札幌では古くから友人たちに加えて、毎回、新しい人に参加していただいてSDGsのネットワークが確実に広がっているのが実感できます。そして会場を問わず、高校の先生方の参加率がホント高いですね。先生方を通じて高校生にSDGsが広がるのは本当にありがたく、未来に期待がもてます。また昨日の東川では同じ公認ファシリテーターの新田みゆきさんと共催。新田さんのお声がけで東川町議の皆さんに3名もご参加を頂き、またまちの様々な立場で活躍される皆さまにご参加をいただきました。東川町は現在でも人口増が続く元気なまち。まちのキーパーソンの参加でますますSDGsの推進がすすみ、さらなる活性化に勢いがつきますね!!
ゲームを通じて、SDGsに自覚的な人の輪が今月もまた広がったことに感謝。また、来月もがんばります!
ということで、3月の開催は4日(水)の札幌、22日(日)の旭川の予定ですが、自分のまちでも開催してほしい!職場やサークル活動の一環で開催したいというリクエストもお待ちしております。カードゲーム自体は6名いたら成立するので、6名集まれば気軽にお声がけくださいね〜