Webビジネスの勘違い5~DM

最近、実はかなりびっくり仰天したことがあった。
ちょっと驚きのあまり言葉を失うようなインターネットDMを 受け取ったのだ。
なんと、パンフレットをスキャンした画像を、そのまま裏表2通に分けて いきなり送りつけてきたのだ。合計1MBもの大容量。
インターネットDMそのものは、私もこういう仕事をしているので、 ある程度は使用せざろうえないので、使用はしているが、さすがに ここまで酷いものを出したことはない。(と、思う。)
ちなみにこれがどれだけ酷いことをしでかしているのか、 理解できない方は、平和なインターネットユーザーか 無知なインターネットサービス提供者と言っても過言ではない。

しかし客先に出て歩いていると、こういうことをしかねない、 土壌というのが確かにあるのかなぁと思うこともままある。
それは、以下の信念が広がっているからである。

インターネットDMは既存のDMの代わりである。

これはある意味で間違いではない。
が、私は、これは大きな履き違いであると思う。

この履き違いが、
インターネットDMは郵送料が掛からないDM
としか理解されないと言うことになっている。
しかし、現実のインターネットDMの世界では すでにいくつかのルールが確立している。
1.パーミッションを取る
2.画像の添付はしない
この2つは常識である。

1は、ようは情報を欲しいと言ってくれた人にだけインターネットDMを 打つのである。かってに名簿屋からあて先リストを貰ってきて勝手にDMを 送るという、既存のDMのようなことはしてはいけないという ルールがすでに確立している。
その情報を欲しいというユーザーからの認証を「パーミッション」と呼んでいる。 このパーミッションを得るためには、一定のインセンティブやユーザーにメリットのある情報提供を行うことが基本になる。
このパーミッションを取ることなしにインターネットDMを送るということは ユーザーの個人情報を適切に取り扱わない企業ということで、 ユーザーからの信頼は台無しになる。

2は、画像や詳細情報のように、メール受信のときに負担になるものは メールで送るのではなく、Webを用意しておき、そちらに誘導するのである。 インターネットユーザーのクライアントPCの状況や回線状況はまちまちである。 にもかかわらず、1MBもする画像を添付されてはにっちもさっちもいかなくなる 人もいるのである。

こうしたことから考えるに、

インターネットDMはセールス電話の代わりである。

と理解すべきであろう。
そう考えれば、大容量のメールを断りもなく送りつけることが 以下に非礼なことか理解できるであろう。
いきなり電話をかけてきて、長話をするテレフォンセールス以外なんでも無く 基本的にはただの良い迷惑でしかない。
すなわち、電話をかけても良いかどうかを、あらかじめ確認しておき その後電話をかけるのが比較的常識であり(パーミッションが必要) ユーザーが要らないと言えば、その不要な情報を聞かなくても 、受け取らなくても良い(画像などの詳細情報は必要な人だけがみる) という点で、テレフォンセールスはインターネットDMに近いのである。

しかし先のパンフレットスキャン画像DMだが、その内容が 「インターネット指導します!」という商品の案内だったのは 呆れてしまった。こんな常識も知らない人間が何を指導するのだろう。