のらの定義~その1:Wikipedia~

のらSOHOと呼び習わされるわけなんだけど、じゃぁ、どういう状態のことを野良と呼ぶんだ、ということでWikipediaの「野良猫」の項目を引いてみると

野良猫(のらねこ、のら)とは、人間の生活圏に生活するイエネコのうち、人間に直接的に養われていない・特定の個人が住む家屋をねぐらとしていない個体の総称である。近年ではホームレス猫という呼び方も存在している。
なお、戸外に出ることがあっても、管理者の存在する地域猫は、野良猫には含まれない。また、人間の生活圏より離れて山野へ移り、野生動物となったものは、野猫(のねこ、または片仮名でノネコと表記)と呼んで区別される。

だそうだ。これを、猫とSOHOを入れ替えると、大体いい感じで定義が出来るのではないかと、ということで、先ずは猫とSOHOを書き換えてみる。

野良SOHOとは、人間の生活圏に生活するイエSOHOのうち、人間に直接的に養われていない・特定の個人が住む家屋をねぐらとしていない個体の総称である。近年ではホームレスSOHOという呼び方も存在している。
なお、戸外に出ることがあっても、管理者の存在する地域SOHOは、野良SOHOには含まれない。また、人間の生活圏より離れて山野へ移り、野生SOHOとなったものは、野SOHOと呼んで区別される。

が、まだピント来ない。SOHOが直接的に人間に買われている状態ってなんだろう?SOHOを買うってのはきっと、SOHOに餌をあげるという行為だろうから、餌=仕事と考えると、飼う=雇用となるんだろうか?
この路線で書き換えてみると

野良SOHOとは、企業の営業圏で営業するイエSOHOのうち、企業に直接的に雇用されていない・特定の雇用者が住む事務所をねぐらとしていない個体の総称である。近年ではホームレスSOHOという呼び方も存在している。
なお、戸外に出ることがあっても、管理者の存在する地域SOHOは、野良SOHOには含まれない。また、企業の営業圏より離れて山野へ移り、野生SOHOとなったものは、野SOHOと呼んで区別される。

となるが、なんだか微妙だ。でも、「企業に直接的に雇用されていない・特定の雇用者が住む事務所をねぐらとしていない」は「直接雇用されていないSOHOで、特定顧客ONLYの仕事はしていない、で特定の業務用の事務所は持たない」と言うことと、ほぼ等価だろう。
で、「戸外に出ることがあっても、管理者の存在する」というのは「いろんな地域に営業等でぶらぶらしていても、特定の雇用者や管理者や法人がいる」ということと等価だろう。
で、再度書き換えを試みる。

野良SOHOとは、企業等と正式な商取引を行うするイエSOHOのうち、直接的には雇用されていない・特定の顧客や雇用者の事務所に依存していない個体の総称である。近年ではホームレスSOHOという呼び方も存在している。
なお、各地域に営業等で出ることがあっても、雇用者や所属法人等が明確な地域SOHOは、野良SOHOには含まれない。また、商取引という行為から離れて非営利世界へ移り、野生SOHOとなったものは、野SOHOと呼んで区別される。

という感じか。ならば、確かに、私は野良SOHOであり、日本中僕以上の頻度で出没するはせよう様が野良SOHOとは呼ばれないわけだ。
でも、この定義にしたら、結構な人数の野良SOHOがいると思うんだけどなぁ。あと、会社員はイエSOHOというSOHOになるし、たぶんリアルなホームレスなんかは野生SOHOになってしまうような気がする。うーん。のらSOHOの定義は難しい。