使えるものは何でも使う

いわゆる中間支援みたいな仕事をしていると、どうしても支援者が地域の顔みたいになってしまうことが多い。
で、勢い、いろんなところに出るんだけど、どうしても日本人的感覚なのか、実際にやっていない中間支援者がでしゃばると、人の手柄で目立ってえらそうなことを言う、という評価になってしまう。そういう評価をされたくないのが潜在的にあるせいか、僕なんかはそういう風に振舞ってしまう。
でも、せっかく評判が立っていて、色々なところに出て行けるなら、どんどん出て行って、えらそうに振舞って、その団体を紹介してそこにメリットが出るんなら何でもいいんじゃないかなぁとも思う。
それで、生意気だって言われている人も居るけど、結構、彼だって確信犯でそうやっているんだし、その悪評に堪える精神力が必要な分むしろえらいのかもしれない。

自分の支援する相手がよくなるためなら、自分の評判でも何でも使うってのが、本当の中間支援者に必要なことかもしれない。だとすると、自分は自分の評判を保護するために、まだ手段を変に選んでいる分、失格のような気もする。中間支援は難しい。