スマホ禁止したって問題は何にも変わらないよ。

先日来、隣街の小中学校が21時以降のスマホ禁止にしたという情報を聞いて、はぁ?とか思ったわけですが、僕のTL周りを見るとわりと皆様好評なわけです。昨晩、思わずFBとTwitterに中途半端に書き散らかしてしまったのですけど、飲んだら書くなの鉄則を思い返すと、改めていま素面なので書こうかと。

とりあえず、一番誤解なく全体像が伝わっているのは以下の記事と思われます。

「子ども21時でスマホ禁止、刈谷市が大胆な試み。LINE既読スルー問題、保護者責任を校長が明かす」
http://japanese.engadget.com/2014/03/17/21-line/

これで読むと、ある程度わからなくもないです。特に、「保護者は自分で子どものために契約しておきながら、トラブルがあれば問題を学校に持ち込みます。子どもに持たせるために契約したのは保護者でありながら学校にです。これでは責任の所在が本末転倒です」あたりは、モンスターペアレンツ問題を踏まえると偉大な一歩のように見えなくもありません。

ただ、ボクのICTに関するスタンスとしては「未来を考えたら、子どもはもっとネット使うべきじゃね?」というのもですし、今回の選良な親御さんによる規制はモンスターペアレンツ的な親御さんに一切届かないかとも思います。「バカ親を笑いものにしても何も変わらんでしょ」というわけです。

そもそも、これの無意味さは校長の発言が全てを示していて「そうした子どもたちに、21時以降は親にスマホを取り上げられるから、と言い訳ができる状況を作りたいんです」ということなのですが、そもそも、そんな言い訳をしないとだめなような家庭や地域や学校になっていることの方が問題でしょうと。
そもそも、家庭がしっかりしていれば、既読スルーで友達がいなくなっても家に逃げ帰ればいいわけです。
大体「スルーするな」とか「既読しよう」というのをあせるのって、周囲の人間関係の状態の現れですよ。もともと、ちょっと返事来ないでイライラしたり連絡つかなくて騒いでいるのは周囲の大人の方です。皆同じように連絡つけよ、という変な同調圧力の素敵な賜物なわけです。
そういう同調圧力バリバリ出しているような地域社会を作っている保護者や周囲もどうかと思うし、同調圧力をバリバリ育成するような部活至上主義とかアホくさいことをやっているのも学校なわけです。

そうした根源的な問題を放置する限り、LINEとスマホ一つ規制したって別のツールが出てきて同じ状況が生まれるだけです。特に、ダメ親と学校が変わらんなと思うのは「僕自身、スマートフォンの機能にはついていけていませんし、親御さんたちだってわかりません」というセリフ。結局学ばず楽して子供を支配しようという、無能の宣言に他ならないわけです。子供の100倍勉強して子供以上の知識をもってICTに対峙しなさい。それをせずに、適当に子供に制約をはめて、未来を潰すばかげた事は止めましょう。

とはいえ、子供は次々新しい抜け道を探すわけでしょうから、実態はなんも変わらんでしょうけどね。自分が子供の頃思い返せば、そんな選良な一部親が決めた気持ち悪いいい子向けの規制なんてマトモに守りました?
それにしても親と先生の都合を子供に持ち込むなって感じです。はい。