仲介業いろいろ

おとといの飲み会で、話題になったことをまとめるという程度のエントリー。
なので、僕一人のオリジナルな意見のエントリーというわけではないと思う。

たいした内容じゃないんだけど、パケットを次の機械につなぐ仲介機として、ネットの世界だと、大雑把にHUBって代物と、ルーターって代物がある。んだけど、じつは、この二つは結構違う。

HUBは入ってくるパケットをつながっている全ての機械に対してダダ流しをする。
ルーターは、入ってくるパケットを次のネットワークに対して、つながるように変換をしてから流す。で、いらないパケットはちゃんと破棄して、次のネットワークには流さない。おまけに最近のアプライアンスの発展によって、ウィルスパケットやら不正なパケットを検出までするような輩もいるぐらいだ。

これをヒトの仲介に取り替えてみると、HUBみたいな仲介業ってのは、目の前にヒトがいれば何も考えずに自分の知り合いに片っ端から紹介してしまうスタイル。時には、こういうこともいいんだけれど、その人に関心がないのに紹介されてもうっとおしいし、その人が実はろくでもないやつだったときに、結構迷惑。

他方、高機能ルーター的な仲介業ってのは、その相手を良く見て、本当に必要な相手だけにつなぐ。で、加えてろくでもないやつは、過去のパターンなどをよく把握して、きちんとお断りしちゃう。きちんと相手を見て、つなぐべき相手に必要なカタチにしてつなぐというわけ。
まぁ、ちょっと考えてみれば、これが普通の仲介業なんだろうなと。それにしても、HUB的な自称仲介屋ってのも多いことか。

ちなみに、僕は仲介屋じゃないので、ヒトをつなぐときは限りなくHUBです(^^;

あと、スイッチングHUBはどうなのよという、コメントがあったので回答しますと、おそらく、リクエストのある相手にだけつなぐという点では、ただのHUBよりましなんでしょうけど、フィルタしないのでやっぱりロクでもないやつにつながる恐れは相変わらずです。