容疑者Xの献身

「人に解けない問題を作るのと、その問題を解くのとでは、どちらが難しいか。ただし、解答は必ず存在する。どうだ、面白いと思わないか」(P.166)

家内が、僕と友人の北大の永田教授の会話を聞いて買ってくれた本です。永田先生はご推奨だったので、読みたいのは読みたかったのですが、いざ現物を前にすると「え~。流行りものかよぉ」という気も少なからずあって、ちょっと手をつけるのを躊躇していました。それにミステリー者は高校生ぐらいで気持ち卒業していたというのもあったりします。しかし、手をつけると仕事を放擲して一気に読みきってしまいました。
なんというか、色々思うことも書きたいコメントもあるのですが、やはりこれは読み手の楽しみを削いでもいけないので、一切ノーコメント。
とにかく面白い一作です。あー、サボった分の仕事しなきゃぁ.....。