経営コンサルタントがPTA会長になった ― 楽しくなければPTAじゃない!

日頃から思うことは、自己中心的な保護者を作った保護者の親よ、老人たちよ、大人の責任は何かを示してみろ!ということであった。時々、心の奥底から叫びたい衝動に駆が走る。(P.58)

あ、俺のことじゃん。とタイトルをみて思ったわけです。だって、平成21年度の小学校のPTA会長でしたので。

とはいえ、実はこの手のタイトルはいつも胡散臭いと思ってしまうわけです。最近ですと、校長先生をやるコンサルタントとかが学校現場を経済原理だけからくそみそにけなして、とりあえず現サラリーマンをやって学校に鬱憤のたまっている人の溜飲を下げるだけの駄本が多いからです。つい読んでしまって、公益ってそういうもんじゃないでしょっていつも思うわけです。おかげさまで、買うのに大変躊躇しました。やっぱり共助ってそういうもんじゃないでしょって思うような内容かなぁと。

で、結局買って読んでみて、「お、この方、分かってるじゃん」と実感したわけです。世間的には、既成業界とも言える制服のローコスト化で業界に風穴を開けたことで注目されがちなんでしょうけど、よく読むと、この方の主眼はそこではなくて、共助の本質である「みんなでやる」にこだわったことがかいてあるのです。家庭・学校・地域というキーワードに真面目に取り組んだだけの話です。経営コンサルタントだから、ではなく、一人の大人としてPTA会長を正しく実践されたんだなと。純粋に敬意を表します。

経営コンサルじゃなくても、是非子どもの親ならPTA会長のみならず、PTAの各活動には積極的にご参加を。