新撰組顛末記

新撰組は勤王党にはちがいないが、幕府の恩顧を食んでいたのでいつしか佐幕勤王党という当時の体制に適合しない位置に立った。(P.188)

新撰組の永倉新八の語りを活字にしたもの。文字通りの最後の生き残り。明治維新後は北海道で余生を暮らしていたそうで。月形刑務所で剣術師範をしたりとか。
まぁ、内容は読んでのお楽しみではあるけど、随所に時代を感じさせる記述も少なくなく、「ああ、新撰組の生き残りも明治の世ではうまく立ち回る必要はあるんだなぁ」と。
幕末好きというなら基礎資料としても一読する価値はあるかと思います。はい。

明治の世は日をかさぬるとともに世界的に他事多忙となり、うちわもめばかりを能としてはおられぬ。(P.229)

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