土佐日記

忘れがたく、口惜しきこと多かれど、え尽くさず。(P.66)

本当に今年はそんな感じの一年でした。ため息が出ます。

をとこもすなる日記といふものを、をむなもしてみむとてするなり。(P.7)

で、有名な元祖ネカマの紀貫之さんの名作です。伊勢物語もこの人の作なんていう説もあるそうで、旅情の小説を書かせるとピカ一なんでしょうね。個人的には、ナンパストーリの伊勢物語よりも、ネカマの土佐日記のほうが好きです。

海賊は夜歩きせざなりと聞きて、夜中ばかりに船を出だして、阿波の水門をわたる。(P.45)

どうでもいいですけど、昔の海賊は夜襲はしなかったんですね。こんな読書で今年もふけていくんでしょうなぁ。