ふしぎなオルゴール

ぼくのおかあさんは、たった一つだけまほうがつかえるんです。/ぼくも、知ったばかりですよ。(P.18、まほうの花見)

大学生のときに買った本。理由はあんまりない。なんとなく表紙が気に入ったから。
でも、児童書を読みふけるようになった、一つのきっかけでもある。なので、自分の保有している書籍に童話が意外と多かったりする。とはいえ、自分の子どもに読み聞かせたりはしていない。照れくさいとか何とかよりも子どもの自我の確立が思いのほか早かったので、親の趣味を押し付ける暇はなかったんだよね。
ま、おしゃべりくらげの親のように、自己決定を後押ししてあげないとね。

「おまえは、いつのまに、あたりをうかがいながら、じぶんをきめるようになったんだい?」(P.60、おしゃべりくらげ)