幽霊―或る幼年と青春の物語

人はなぜ追憶を語るのだろうか。(P.5)

なんででしょうねぇ。北杜夫の小説ってエッセーとかと違ってやたら暗いのね。
なんというか、表現は色々と秀逸だったり山と虫の表現が上手かったりとか、瑣末なことばかり気になって、話の筋が追えて無いなぁ。まぁ、たまにそういう読み方でもいいか。

「気の毒な人にだけ、幽霊が住み込んじゃうんだって。あなたは気の毒な人だって」(P.213)