星の民俗学

単なる趣味は低迷し易いものであるが、これが学術まで昂まると、そこに発展の場が見出されるものである。(P.229、解説)

変な話、この本自体が民俗学の学術書まで高まっているのかと言われると、正直よくわからない。ただ、読み物としては明らかに前作の星の神話・伝説よりはずっと面白く読めた。たぶん、僕自身が星そのものへの興味より民俗学的な内容にこそ興味があるせいかととおもう。
なので、ある意味では趣味の領域以上の本なのかもしれない。
とにもかくにも、読み物としては面白いので、読む価値はありかと。僕としては前作に続いて子供にあげようっと。