地震に負けるな地域経済:小千谷・柏崎発『弁当プロジェクト』のススメ

地元に育てていただいた企業ですので、地元のためならば本業に支障のない限りは何でもやりたい(P.35)

事業者のみんなが、そういう根性があれば案外と多少のことでは日常の地域経済も揺らがないのかもしれない。
この本は、先日、柏崎を訪問させていただいたのら日記)ときに、当事者になった市議会議員さんから、直接いただいたもの。薄い小冊子ながら、地域活性化だの地域産業だのを論ずるものとしては、感動を覚えずにはいられない内容。
しかも、非売品。なので、AMAZONの書籍データベースにもないし紹介しようかどうしようかなって困っていたら、この本、ネットでPDFが前文ダウンロードできてしまう。

http://www.disasterpolicy.com/bento.html

なので、広く皆さんに読んでいただきたい。お金が普通に回る地域と言うのがいかに大事かということの裏返しがとってもよく見える。

ボランティアが被災者のために頑張れば頑張るほど、かえって被災地の仕事を奪うと同時に、被災者の支援依存をもたらし自立を阻害する(P.12)