諸葛孔明の生涯

「諸葛公の在世中は、少しも他人と異なるところに気がつきませんでしたが、公亡きあとは、これにくらべられる人物は見当たりません」(P.236、孔明の召使の老人の言)

あら、どっかの小説で読んだようなセリフだわい。
日本で特に人気の高い名軍師、諸葛孔明の生涯を小説仕立てで解説したもの。うーん、読み飽きたなぁ。諸葛孔明ネタ。多分、よくわからん漫画とかで読んでいる人には、いい解説だとは思うけど、この手合いの本を読み込んできた人には、もう飽きたわいって感じ。
この本自体の評価ではないけど、日本人の変な判官びいき癖はなおらんのでしょうか。