アメリカインディアンの教え
皆が子供から逃げていくときにこそ子供を励ましたのです。(P.96)
僕の親がこうでした。だから、高校受験にこけたときも、某団体職員時に鬱でつぶれたときにも、ちゃんと蘇って、そういう体験を糧にして、SOHO大賞なんていう素晴らしい賞をいただけるまでの事業者になれました。威張るほどの成功者ではないにせよ、人としてしっかり生きていけたのは、自分の親のこういうスタンスのおかげです。
自分も自分の子どもに対してこうありたいです。
で、この本は、ラジオの番組で話題になったものの編纂したもので、元ネタはハッキリしないものの、書名のような位置づけでの子育ての警句集。非常に当たり前なんだけれど、ナカナカやれなかったりする。
親にとっての「自分を攻撃する心配のない他人」が、子供です。(P.68)
なんといっても、このように子供をとらえる誘惑は、子育ての場面では少なからず発生する。そこで、ついつい当たってしまう。反省できればいいけど、思いも至ってないような身勝手な親は急いで読んだほうがいい。
それにしても、自分の思い通りにならない相手である子供ってのは難しい。ま、子育てもあと少しだから頑張るべ。
あなたの愛を与えることはできても、あなたの考えを与えることはできない。(P.150、預言者)