ゲーム業界白書

みんな、好きでクソゲー作ってんじゃないんだよ。ホント。(P.23)

白書とか書いてあるけど、そういうちゃんとした本ではありません。1992年にゲーム業界にいる人が書いた内輪本。
まぁ、面白いは面白いです。昔だなぁ。懐かしいなぁという気分です。いまでこそ、ゲーム会社って言うと、良い会社の仲間入りしていますが、昔はアングラメディアのアングラ組織みたいなもんだったしね。

これから先、ゲーム業界に入るのはもっと並大抵のことではなくなるだろう。(P.77)

てなもんで、本当に普通の大卒じゃないといけない業界に成長しちゃいました。おまけに、

女がゲームユーザーとして一般化するのは不可能だ。(P.67)

なんていってたら、普通に女性がゲームユーザーになる社会です。なんとも、15年の移り変わりというのは早いのやら遅いのやら。
ある意味、いまも昔もかわらぬのは

ソフトハウスを作るのは、本当に簡単なことなのだ。しかし、利益をあげ、会社を維持していくとなると、これはとてつもなく難しいことなのだ。(P.100)

という、会社経営の当たり前の真理。ま、昔のゲームに夢中になった世代に"だけ"楽しめる一冊です。