パソコンバツイチのためのやりなおしのパソコン―あきらめるのはまだ早い!

「入門書どおりにスウィングしてみたが、打てないじゃないか!」といったクレームがついたという話は聞いたことがありません。(P.26)

いやいや、パソコンという物事の自体を非常によく捉えているなと。さすがにテニスの入門書を書いているだけのことはあるという感じです。まぁ、とはいえ、実勢価格が販売価格を越えている本書はそこまでのものかいなとも思う。
なかなか、軽やかな感じの入門書ではありますが、結構面白く読めます。

パソコンは無能(P.14)

というのは、結構忘れられがちですし、と、同時に売る側は万能として売ってますので、その誤解を生みます。また

はじめにデータありき(P.115)

というのは、なかなか良いぞと。よく、パソコンはソフトがなければただの箱といいますが、ソフトがあっても入力するものがなければやっぱりただの箱です。そういう意味でいけば、初めにデータがあってこそのパソコンというわけです。

なので、役に立つ本とは思うのですけど、

広告コピーをそのまま信じてはいけません。パソコン分野で10年以上も広告コピーを書いている筆者が断言しているのですから、間違いありません。(P.69)

というのは、職業倫理としてどうかと。ちゃんとした広告作ってくださいよ。

ま、おまけのおまけですけど

自らオリジナルのプログラムを作成する天才肌(あくまでも「天才肌」であって「天才」ではありません)の少年もいましたが(P.42)

という手合いのぼくも一人でしたが、天才でもなければ、結局天才肌でもありませんでした。はい。