コンピュータ妄語録

パソコンは、依然として一塊の粘土でしかない。(P.113、パソコン)

なんだか、この書棚の本を見ていると、のら風情のクセにすかしたまじめな本ばかり読みやがって、という印象をもたれるのではないかと思ったので、そうではない本も書棚から引っ張り出してみる。
この本は、まさに妄語録。シモネタがちょっと多すぎるので、当然お子様には見せられません。でも、それなりに昔からIT関連のお仕事をしたことがある人にはクスリと笑えるネタも結構あり。

パソコンが闇物資だからに決まってるだろ。(P.13、秋葉原)

最近の秋葉はいろいろな闇物資がやっぱり流通している感じです。

コンバートの現場は、ほとんどコンバット(Combat=戦闘)である。(P.63、コンバート)

データコンバートの仕掛けをたくさん作っていて、当時はまさにコンバットな感じでした。

情報が増えればそれだけ行き届いた販売戦略が組めるかというと、案外そうでもなくて、単に電通のマーケにつけ込まれるだけだったりするってことだわな。(P.102、バーコード)

電通の上前はねようと画策しましたが、やはり電通つよしでした(^-^;

何だか読み直すと、まじめに働いていた一方でその姿をお笑い種で眺めなおせる自分もいたんだよなぁと、思いなおせる一冊でした。まぁ、この手のおちゃらけIT本も結構あるので読まなきゃなぁ。読んでうっとばすのだ。