大鏡

55代文徳天皇から68代後一条天皇までの天皇と左右大臣と太政大臣のエピソードをつづった本。というか、要は、藤原道長の栄華を書いた本。

望月の欠けたることなしっていうけどさ、君やり過ぎって感じです。大体、全天皇のエピソードより、道長一人の内容が圧倒的に長いと来たもんだ。百歩譲って、彼は主人公だからいいとしても、ほかのほかの藤原氏の面々も長い長い。一応、君主なんだからさ。天皇様って。
しかも、どうでもいい色恋沙汰までもれなく収録すんなよ。ちゃんと歴史上意味ある改革とかさ、そういう功績集にしてよ。
まぁ、資料として面白いことは面白いので、もっと時間ができたら、いろいろ仔細に検討しようっと。少なくとも、それまでは書棚保存決定。