小杉雅之進が描いた箱館戦争

文字通り、小杉雅之進という人が描いた箱館戦争の絵画とその解説。

絵の引用というのは流石に法的に難しいのでしないが、榎本陣営からみた箱館戦争の精巧な絵の数々は、ある種の報道カメラマンといってもよさそうだ。戦況も良く分かり、解説とあわせて読むと非常にこの戦争の流れが理解できる。もともと、絵自体も「麦叢録」という小杉の記録分のセットとして存在したもの。なので、この本の解説もこれによっている。
函館戦争の顛末を理解したい人にはお勧めの本。