アラビアの夜の種族

友人に借りて読んだのだけれど、書の力を一つのテーマに置いた歴史小説。じわじわと盛り上がって、3巻目に入るころには完全に夢中になっています。物語の多層構造を使って、結局読者自身が書の魔力に取りつかれてしまうという作り。返すんだけど、何度か読み返しそうなので自分で買おうかな。