教師格差―ダメ教師はなぜ増えるのか

中学校の生徒が何を楽しみにして学校に来るかといえば、部活動を挙げる声が圧倒的に多くなります。全国の中学生の入部者は八十パーセントを超えています。(P.107)

数値的な学力を上げればいじめがなくなるということは、決してありえません。(P.141)

入部者数が多いからといってそれが楽しみというわけでないはず。事実上の全入強制で言論統制下の事態を踏まえればアホいうなって話です。この本の中には部活にすくわれる子がいる旨の間抜けな言論までありますが、部活に殺される子もいるんです。部活しかできなくて教科授業がろくでもない教師も大事にしろとか、アホも休み休みに言えって感じ。

教育の議論は、あくまで目の前の子どもを中心に据えて行われるべきものです。(P.181)

少しか著名な教師の方が書く本だから期待して目を通しましたが、論外です。無能な教師の言い訳集です。ほぼ全編にわたって、頓珍漢な教師の苦労自慢が並んでいて、子ども中心の議論は皆無です。
こんなことを書くメンタリティだから教師がろくでもないんだなってのはよくわかりました。あんなのがテレビでちやほやされることのなくなることを希求します。