うきうきして候-蝦夷地開墾事始異聞-

結構資料等々費やしたのですが、榎本武明という人物は奥深いです。もう少し時間と文章と構成を組み立てないと、この人物と北海道の開拓を語るのは難しいなぁと。ただ、ほかの榎本武明の小説がどうにも彼の洒落っ気のあるコミカルな感じと函館戦争後の功績を拾いきれてないように思うんですよね。なのでついつい非才非力を顧みず書いてしまったわけで。
この会話シーンを軸に、もう少し回想シーンを具体的に書き起こしていけばもう少し面白い小説に仕上がるのかなぁ。生涯の間に、一度リライトしてみたい作品です。