さとり世代 盗んだバイクで走り出さない若者たち

換言すれば、さとることを、さとったような態度でいることを、社会に強要されて生きてきた世代、ということができるかもしれません(P.230)

なんというか、読んでみて実に納得感のあるヒヤリングの議事録でした。今の世代を読み解くのに必読です。
と同時に、いかにバブルってのが馬鹿げてたのかねぇってのも見えてきます。バブル期の基準をもとにものを語るのはやめようって気分になります。
個人的には持っていて損のない一冊かと思います。