ロスジェネの逆襲

「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、身勝手な都合で醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば、当然組織も腐っていく。組織が腐れば、世の中も腐る」(P.367)

さぁ、ロスジェネ世代が登場です。ゆとりとか悟りとか言われたりもしていますが。
ドラマの内容の続編になります。内容がITベンチャーの話題なので、より身につまされる感じです。
これで無事完結かな。多分、こいつはドラマの続編じゃなくて、映画化じゃないかなと密かに予想しています。はい。

「会社という組織にあぐらを掻いている奴は敵だ。内向きの発想で人事にうつつを抜かし、往々にして本来の目的を見失う。そういう奴らが会社を腐らせる」(P.159)

「サラリーマンだけじゃなくて全ての働く人は、自分を必要とされる場所にいて、そこで活躍するのが一番幸せなんだ。会社の大小なんて関係ない。知名度も。オレたちが追及すべきは看板じゃなく、中味だ」(P.231)

「仕事の質は、人生そのものの質に直結しますから」(P.316)