キレイゴトぬきの農業論
そもそも、人が働く喜びはどこから来るのでしょう。
僕は、それは「工夫」だと思っています。決められたことをこなすだけの仕事には工夫の余地はありません。主体的に取り組むからこそ、工夫ができるのです。(P.199)
予想外の面白さのある新書でした。中盤から終盤にかけては普通の仕事にも通底する内容ですので、農業に限らず仕事をする皆様が読まれる価値があると思います。
それにしても、そういうスタンスで農業をとらえると仲間が増えてよさそうですね。
「こんなに面白い仕事なのに、どうしてみんなやらないんだろう?」(P.198)