銀行総務特命

「俺は刑事だから法律を犯した奴をしょっぴきますけど、本音を言わせてもらうと、根っからの善人を悪事に追い立てたほうが百倍悪いと思います」(P.323)

テレビの原作ってことで平積みしてたんで買ったってのが正直なところ。面白いは面白いんですけど、半沢直樹の原作のバブル入行組みのシリーズや、知材を丁々発止する下町ロケットと比べるとどうかなぁ。淡々としていて、ちょっと好みではない。ただ、短編としてサクッと読むには良いかな。(比べてるけど、読書録残してねーや。探して読み直すか)
銀行で働くことを志望している中高生が読むには良いかもとか思うです。先の作品群に比べて、世の中そんなわかりやすい爽快なオチはないよってことで。

組織を変えていくためにも、俺は出世しなきゃいけないんだ、絶対に。(P.337)