チーム・バチスタの栄光

「ルールは破られるためにあるのです。そしてルールを破ることが許されるのは、未来に対して、よりよい状態をお返しできるという確信を、個人の責任で引き受ける時なのです」(上P.160)

海堂作品の第一作、TVにも映画にもなってるしたくさん読んでいる方もいらっしゃるでしょうから、評論する必要もないでしょう。作品群を通読してから読み返すと、なるほど、こんなにたくさんの未回収の伏線が張ってあって、これ以降の作品で回収されていくわけだと感心してしまいます。
ちなみに、極北クレイマーを読んでおもろいなぁとなんとなく思って、うっかり、ブックオフで100円になってた本作を買ったばかりに金と時間を大量に消費してしまうという、そろるべき不幸にあってしまいました。
Aiを世間様に知らしめる為が主目的で、本職が医者の人にこんな面白いドラマかかれちゃ(しかも何作も)本業作家さんもある意味たまったもんじゃないよなぁ。

「光には必ず闇が寄り添います。光をどれほど強めても、闇は消えません。光が強ければ強いほど、闇は濃く、深くなるのでしょう」(下P.257)