銃・病原菌・鉄

非常に説得力のある、歴史分析でした。なんだろう、その昔、文明の生態史観ってのを初めて読んだときを思い出す感じです。
なんというか、この手の議論になじみがなく論証も批評も難しいのですが、わりと丁寧なエビデンスをもとにした議論で、なるほどねぇという感じです。今後の世界がどう動くかはこれから読み取れるかどうかはいえませんが、人類史を知る新しいスタンダードな史観になると思われます。
どうぞご一読を。