県庁おもてなし課

役所のシステムにはそこで働く者の堕落が織り込まれている。お前たちは堕落する者だと最初から決め打ちされたシステムの中で、能力を発揮できる人間がどれだけいるだろうか。(P.306)

えーと、図書館戦争とは舞台的にはちょっと変わって、わりとリアルな県庁のお話。個人的には昨年、高知に行ったので親しみを持って読めました。
それにしても、図書館戦争といい、この方の公共のお仕事を切り取る小説は、公共のお仕事の水に浸かっていると刺さる内容です。とはいえ、いわゆる公共批判ではないところが素敵かも。
この本も「がんばれ、日本のお役所」ってエールを感じられる一冊でした。