いまの働き方に疑問を持っているのであれば、転職や独立、ワークライフバランスを考えてもあまり意味はありません。
　しんどい働き方は、もっと根本的なところから考え、変えていかないといけないのです――。(P.15)

まぁ、そういうことなんだけどね、という本。多分経営者は首をかしげ、サラリーマンは納得するんじゃないかな。結局、経営者がいつも言うようなことになるわけなんで、同じことを言っているのですけど。
要は価値の高まる仕事を懸命にしなさいってことなんだわな。サラリーマンが転職したいとか会社辞めたいとか思ったら読んでみると良く、経営者は退職者が増えてるけどどうしたらいいんだってののヒントを得るのに読んだら良いんじゃないかな。

　わたしたちに必要なのは日々の労働で稼ぐ働き方ではなく、労働力の価値を引き上げることで稼ぐ働き方です。
　労働力の価値を引き上げることができれば、日々の労力やストレスを増やさなくても、収入を引き上げることができます。(P.253)