資格を取ると貧乏になります
取材をして気付いた。その資格の拠って立つ原点に立ち返り、自分を頼りにしてくる人の役に立てればと損得勘定抜きで善意を発揮している人は不思議と仕事にあぶれていない。いや、むしろ、引っ張りだこになっている、と。(P.185)
こんなコラムを書くぐらい昔から資格というものを懐疑視で見ている人間ですが、さすがに貧乏になるまで言い切る事はなかったなぁ。とはいえ、読んでみて自分が何故あんなに「資格」という代物が嫌いだったのか、大変整理できた一冊ではある。
社会に出る前に、軽く一読しておくと言いかもって感じの一冊です。