投資家が「お金」よりも大切にしていること

ペットボトルの150円の背後には、目の眩むような明るい世界が開けているのです。(P.242)

商品やサービスの向こうには必ず人の営みが連なっています。投資家という人々にも、こういう人もいるのかと少し安心しました。わりと、私個人の思想に近い内容ですので、一読を皆様にお勧めしたいところです。

私たちが働くことにも大きな価値があるし、私たちが消費することにも同じぐらい大きな価値があります。(P.84)

本来あるべき金融教育とは、働くことに価値があり、その価値ある労働の延長に企業の利益があり、その利益の将来期待が会社の価値を形成していると理解することです。(P.151)