名医たちの三国志

「無能な男が権力を握るとまったく悲劇です」(P.226、仲景)

ええ、全く。
うーん。テーマ設定は良いんだけど、これは面白いのかなぁ。つまらないとまではいかないんだけど。個人的には、こんなリサーチとかもしているので興味のある部分だったんだけど、ちょっと、なぁ。という感じの一冊でした。

「わたしには《匿口》が誰の手に渡ろうと関係がありません。世の中がどうなろうが、だれが天下を取ろうが、わたしにはあまり関心がありません。しかし華佗殿が《匿口》を取り戻さなければならないと考えるなら、わたしはそれを手助けしたいと考えるだけです」(P.195、左慈)