きまぐれフレンドシップ〈PART1〉
軽く読めるのと、軽く書いたのとは、ちがうのだ。(P.239)
いやいや本当でございます。うそでもモノカキまがいなことをしていると、本当に実感できます。このコメントをつけた本人は、まさに軽く読める優れたものを量産しているので、説得力が違います。
さて、星新一の交遊録とも言える一冊。ほとんどが、その人の書籍のあとがきを集めたもの。とはいえ、それでも大変読み応えある。
でも、PART1しかもっていないのは何故なんでしょう。と、自問自答中です。ひょっとしてどっかにあるのかなぁ。
読者には意外と思う人もいようが、私はフワフワ愛好者なのである。(P.13)
ちなみに、わたしは、小さいPC愛好家です。フワフワも好きですけど。
世には学をひけらかす人が多いが、それは博識でないのである。知っていることを全部さらけ出したがるのは、知識の貧しさを示すものだ。(P.93)
知識貧しいです。
急がばまわれ。ことわざは知っても、現実にそれを実行に移すのは容易でない。(P.188)
これはがっちり実行中です。回りすぎています。それにしても、星新一たるもの自分のことでしょうがと思う。
「小説というものを、こんなに面白くしてしまって、いいものだろうか」(P.209)